都市型商圏の特徴は3つ 「住居」・「商業」・「オフィス」
商圏の特徴を見るには、その街が次の3つの分類のうちどこに当てはまるのかを見極める必要があります。
① 住んでいる人が多い→住居立地
賃料:比較的安い
リピート客:比較的多い
来客:土日祝の来客が多く見込める
② 働いている人が多い→オフィス立地
賃料:中間レベル
リピート客:比較的多い
来客:平日の来客が多く見込める
③ 遊びに来ている人が多い→商業立地
賃料:比較的高い
リピート客:比較的少ない(一見客が多い)
来客:土日祝の来客が多く見込める
3つのうちどの分類に当てはまるのかを把握し、出店する業態との適度度合いを判断します。
例えば、 「住宅立地」+「徒歩」来客が多い 立地であれば地元住民の需要が見込めます。
新聞折込チラシなどの販促活動が行いやすい特徴があります。
周辺住民への認知度を上げれば、安定的な収益を見込めます。
需要と供給のバランスを見る
商圏のタイプが分かれば、次は需要と供給のバランスを見ます。
・需要:「住んでいる人」+「働いている人」+「遊びに来る人」
・供給:ライバル店の数+1(自分の店の分)
右上は人が多くライバル店が少ない、いわゆる「穴場」立地。
競争がさほど厳しくないので、店舗運営に慣れていない方や、常連さん中心のお店にしたい方、投資額が大きい商売を考えている方に最適な立地です。
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