重飲食と軽飲食の線引きはどこ?

立地や内装、賃料は理想通りなのに、「重飲食不可」という文字に落胆した経験はありませんか?

業者から物件資料を取り寄せても、「重飲食不可」の物件って結構多いですよね…


重飲食とは一般的な給水・排水システムや排気設備では対応できない程、調理中に煙や臭いが発生する「中華」や「焼肉」「焼鳥」等のことです。これらの業種は大掛かりな排気排水設備が必要です。


一方、軽飲食とは一般的な設備で対応できる飲食を指します。


この「軽飲食」と「重飲食」、実は明確な線引きはありません。


同じイタリアンでも油を大量に使う店や、一般の設備で事足りるメニューしか扱わないお店もあります。よって「イタリアン」「弁当屋」「居酒屋」というカテゴリーで「重飲食」「軽飲食」を分けることは出来ません。


焼肉店を開業したいとき、「重飲食可」となっている物件であっても、オーナー様が「焼肉はダメだ」と言えばダメなのです。


反対に、仲介業者からもらった物件資料に「重飲食不可」と書かれていても、オーナー様への確認・交渉次第で承諾を得られることもあります。


開業にあたり、なんでも自分でしなきゃと背負ってしまわず、物件はプロに任せるのも一つの手。


業者により対応や物件の情報量は違います。パートナーとなり得る信頼できる業者を慎重に選んでください。

業者には、ぼんやりと条件を伝えるのではなく、「どこで」、「どんな店を」、「いつまでに」、「どれぐらいの予算で」開くのか、的確に伝えるようにしましょう。

プロならあなたの望む物件を提案してくれるはずです。

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